主要 20ヵ国の首脳は11月22日、新型コロナウイルス感染症のワクチンが開発された際に、すべての国が公平にワクチンを確保できるように尽力し、コロナウイルスの世界的大流行が世界経済にもたらした影響を緩和するために最大限の努力をすることを誓った。
サウジアラビアを議長国とする2日間のオンライン会議の後に発表された宣言で各国首脳は、G20諸国は新型コロナウイルス感染症の治療法とワクチンへの「手頃な価格での公平なアクセス」をすべての人に確保するため「努力を惜しまない」と述べた。
各国首脳は、「現在の課題を克服するためには、協調的な世界規模の行動、団結、そして多国間の協力が今こそ、これまで以上に必要であるという信念の下に一致団結している」と述べた。
サミットで菅義偉首相は、新型コロナウイルスが原因の病気COVID-19の治療薬やワクチンを、特許を国際的に管理するシステムを通じて供給し、誰もが利用できるように保証することの重要性を強調したと、政府高官は述べた。