活動家たちは1月23日、日本に核兵器を禁止する国連条約への参加を促し、世界的な軍縮運動の後押しになるとして52の国と地域が批准する協定の発効を祝った。
「次のステップは、日本政府を条約に参加させることだ」と核兵器廃絶国際キャンペーンのベアトリス・フィン事務局長は、日本の非政府組織ピースボートが主催したオンラインイベントで語った。
しかし条約の発効は、唯一の被爆国である日本や核兵器保有国が不在であることによってその価値を損なわれた。
イベントの参加者はまた、長年にわたり核軍縮運動を続けてきた多くの被爆者に祝福の言葉を贈った。
「条約は何よりもまず被爆者への贈り物だ」と国連事務次長・軍縮担当上級代表の中満泉氏はビデオメッセージで述べた。「彼らの決意の証だ」。