東京で2人のアメリカ人が7月19日、日産自動車の元会長のカルロス・ゴーン氏が2019年に保釈中に失踪して日本国外へ逃れることを助けた罪で有罪判決を受けた。これは、申し立てられている財務上の不正行為で行なわれる可能性のあった裁判からゴーン氏が逃れられるようにした注目を集めている事件だ。
東京地方裁判所は、元アメリカ陸軍特殊部隊のマイケル・テイラー氏(60)に懲役2年、その息子のピーター氏(28)に懲役20ヵ月を言い渡した。被告の逃亡を助けることに対する量刑は日本では最大で懲役3年となっている。2人は6月に罪状を認めていた。