8月2日の東京五輪体操女子種目別ゆかで、村上茉愛選手が銅メダルを獲得し、日本を代表する女子体操選手として個人種目で初めて表彰台に上るという歴史的な偉業を達成した。
アメリカのジェード・キャリー選手が14.366点で金メダルを獲得し、銀メダルを取ったイタリアのヴァネッサ・フェラーリ選手に0.166点差をつけた。有明体操競技場で村上選手は完璧な演技を披露し、14.166点でロシアのアンジェリーナ・メルニコワ選手と並ぶ銅メダルを獲得した。
夏季五輪出場2回目の村上選手はまた、1964年の東京五輪団体総合の銅メダル以来の日本体操女子初のメダリストになった。
「リオのゆかで悔しい思いをして、次の五輪でメダルを獲りたいと思って、その夢をかなえるために練習してきたので、夢がかなってよかった」と村上選手は語った。8月5日に24歳になった神奈川県出身の村上は、2016年のリオ五輪のゆかで7位に入賞した。