東京都渋谷区で8月27日から開始された若者対象の新型コロナウイルス予防接種会場は、都が来場者数を大幅に少なく想定したため、混乱したスタートとなった。
午前11時50分に受付が開始される予定だったが、日の出までには行列ができ、午前7時30分にはすべての枠が埋まってしまっていた。関係者によると、午前4時にスタッフが施設に到着した時にすでに15人ほどが列を作っていたという。何人かは、前夜から待っていたと述べた。
数十名の人は枠の確保に十分な時間があると思って午前10時頃に到着したところ、数時間前に受付が終了しており別の日に戻ってこなければならないことを知った。
この混乱により、多くの人が不満を抱き、得るものもなく、未接種のまま去ることになった。
この会場は、16歳から39歳の、特に地元のクリニックや接種会場での予約ができていない人に、予約なしでワクチンを接種する方法を提供することを目的としていた。