東京パラリンピックは9月5日、明るいムードの閉会式をもって、他に類を見ない大 会の幕を閉じた。
国際パラリンピック委員会のアンドリュー・パーソンズ会長は閉 会式で、「魔法のような12日間で、アスリートたちは世界に幸せと自信と希望を与え た」と語った。「今夜、これを閉会式ではなく、明るい共生的な未来への始まりととら えてほしい」。
パンデミックの最中、緊急事態宣言下にある開催地で行なわれた東 京パラリンピックは、ウイルスによって大きな混乱が生じることなく12日間の競技 が終わった。
9月5日、東京の国立競技場に集まった選手たちを見送る式の前に、 最後のメダルが授与された。
日本は最後の金メダル3個が華を添え、5年前のリオ デジャネイロ大会ではゼロだった金メダルの総数は13個となった。この結果、日本は 51個のメダル獲得となった。