日本の金融監視機関は9月22日、今年発生した一連のシステム障害を受けて、みずほフィナンシャルグループとその銀行部門であるみずほ銀行に、システムの管理維持についての作業計画を提出するよう求めた。大手銀行のシステムを実質的に監視する珍しい動きだ。
金融庁は、この金融グループ(みずほフィナンシャルグループのこと)のシステムの安全性をめぐる業務改善命令の一環としてこの要求を出した。同社のシステムは今年、障害が7回発生している。みずほフィナンシャルグループでは今でもシステム障害の原因の特定に取り組んでいる。