東京およびその周辺の県で10月7日、強い地震が発生し、20名以上が負傷、2011年の東日本大震災以来の強い揺れを都心部にもたらした。
午後10時41分に発生したマグニチュード5.9の地震の後、テレビでは火事になった家、マンホールから水が漏れる様子、部分的に脱線した列車や立ち往生した乗客でいっぱいの暗い駅が映し出された。
当初マグニチュードは6.1と発表されていたが、その後、気象庁が下方修正した。
同庁は1週間以内に同程度の揺れが発生する可能性があると警告し、関係者は過去の地震の経験から10?20%の確率で発生すると推定している。
今回の強い揺れは首都圏の多くの人々を不安にさせたが、気象庁は、将来発生すると懸念される首都直下型地震に比べれば、その規模は小さかったとしている。首都直下型地震は、大規模な人的被害を含む壊滅的な被害をもたらすとされている。