1月27日に埼玉県で66歳の男が自宅を訪問中の医療関係者3人を襲撃、2人を猟銃で撃ち、そのうち一人は人質となった後死亡が確認された医師だったと警察が発表した。
11時間にわたる立てこもりは1月28日の朝、警察が埼玉県ふじみ野市の家に突入し、渡辺宏容疑者の身柄を拘束したことで終わった。
死亡した人質は鈴木純一医師(44)で、胸を撃たれていたという。同行していた41歳の理学療法士も撃たれており、意識不明のままだ。
被害に遭った2人と他5人の診療所のスタッフは1月27日午後9時頃、前日に亡くなった容疑者の母親の弔問でこの家を訪れたという。捜査関係者によると、彼らは女性の在宅医療を担当していたという。
捜査関係者の話として、容疑者は医療チームによる母親の治療に不満があったと話しているという。