気象庁は6月27日、東京と関東甲信地方で梅雨明けしたとみられると発表した。統計がある1951年以来、最も早い梅雨明けだ。
同庁は、東海と九州南部でも梅雨明けが宣言されたと述べ、これらの地域では過去2番目の早さの梅雨明けとなった。
関東甲信地方で6月に梅雨明けしたのは2回目。2018年には6月末に宣言が出された。
また、6月27日に経済産業省は、電力需給がひっ迫する恐れが高まっていることから、首都圏の家庭や企業に対して、午後3時から6時の節電を呼び掛けた。
この要請は、都内で30度台半ばの気温が予想され、猛暑による首都圏での冷房利用が増加していることを受けたものだ。