大谷翔平は4月21日、自身のヒーローの一人が打ち立てた記録を超え、野球史に新たな一ページを刻んだ。
そのロサンゼルス・ドジャースの強打者は、3回に通算176号となる本塁打を放ち、松井秀喜さんによるメジャーリーグ日本選手最多本塁打記録を塗り替えた。
大谷は、ドジャースタジアムでロサンゼルス・ドジャースがニューヨーク・メッツに10-0で勝利した試合の3回に、エイドリアン・ハウザー投手の球をライトスタンド後方に打ち込んだ。
この2ランは、プロ野球キャリアの20年の最後の10シーズンを北米でプレーした元ヤンキースの強打者、松井さんより1本多いメジャーでの本塁打となった。大谷はメジャー7年目のシーズンに突入したばかりだ。
「早く打ちたいなと思ったので、まず打てて安心」と大谷はウィル・アイアトン通訳を通して語った。
メジャーにおける松井さんのキャリア全盛期に日本で育った大谷選手は、彼を尊敬し見習っていた。