トヨタ自動車ほか日本の自動車メーカー4社が、試験データの改ざんや不適切な試験を認めた。
違反内容は多岐にわたっており、虚偽データの提出、エンジン制御ソフトウェアの書き換え、試験報告書の虚偽記載、不適切な条件下での試験実施、衝突試験における試験車両の不適切な改造などがある。
多くの会社で調査が進行中である。違反の可能性のある行為の正確な内容と深刻さはまだはっきりしていないが、車両の性能と安全性には影響がない可能性が高い。
今回の発表では、5社38車種(生産中6車種、生産中止32車種)が対象となった。
生産中の車種については出荷が停止されている。
トヨタは声明で、複数の車種において「国が定めた基準と異なる方法で試験を実施していた」と述べた。トヨタのほか、本田技研工業、マツダ、ヤマハ発動機、スズキも試験の不正問題を認めている。