日本の日経平均株価は8月5日、米国の景気落ち込みへの警戒感から、幅広い銘柄に売り注文が広がり、12%以上急落した。
日経平均株価は4,451円28銭安い3万1,458円42銭となった。8月2日に5.8%下落し、この2日間で18.2%と過去最大の下落を記録した。
最安値は8月5日の13.4%安。日経平均の一日の最大下げ幅はこれまで1987年10月、「ブラックマンデー」と呼ばれた日の3,836円(14.9%)安だった。 世界金融危機の2008年10月には11.4%の下落に見舞われた。
8月5日の下落は、一日の下落率では史上2番目の大きさで、ポイント数では過去最大だった。/相次ぐ売り注文はあらゆる企業を襲った。
トヨタ自動車の株価は13.7%下落し、本田技研工業は17.8%下落した。半導体メーカーの東京エレクトロンは18.5%、三菱UFJフィナンシャル・グループは17.8%急落した。