リオ・デ・ジャネイロで休暇中に盗難にあった観光客がうんざりしたメッセージをインターネット上に投稿したところ、その投稿をブラジル政府観光局が公式インスタグラムアカウントに誤って投稿するという結果となった。
「リオはこんなに美しい都市だ」と、インスタグラムのユーザー@withlaiさんが投稿したメッセージは始まる―ブラジル観光局のソーシャルメディア担当部署が「シェア」ボタンをクリックする前には、おそらくそこまでしか読んでいなかったのだろう。
しかし、そのメッセージはまだ「美しいだけでは十分ではない」と続いた。
リオでの3日間の滞在中に、「家族と私は盗難にあい、9歳の妹は凶悪な強盗を目撃した。アパートを離れるときでさえ恐怖を感じた都市を訪れるのはお薦めできない」と@withlaiさんは書いた。
「Embratur(ブラジル観光公社)」の名で知られる観光局は、このメッセージを同局のインスタグラムアカウントに2月4日の投稿でシェアし、この失敗がインターネット上で急速に拡散するのに十分な期間放置し、その後、この投稿を消去した。
「このメッセージは誤ってシェアされたものだった」とEmbraturは恥ずかしい発表の中で述べ、実は「2019年に(ブラジルで)暴力犯罪が減少していることを宣伝する」ことに取り組んでいると付け加えた。