新型コロナウイルス感染防止のための隔離で数百万人の人々が散髪なしで済ませているためにいつもより長い髪を見せている一方、それはある集団では起こらないことだ:アメリカ海兵隊では。
新兵訓練の丸刈りから海兵隊の標準的な「ハイ・アンド・タイト」スタイル(頭の横と後ろの毛を短く刈り上げ、頭頂部を残した髪型)まで、厳格な刈り込みは海兵隊の戦闘規律から切り離せないと、アメリカ統合参謀本部議長マーク・ミリー大将は4月15日に述べた。
カリフォルニア州のキャンプペンドルトン海兵隊基地で定期的な散髪のために20数人ほどの海兵隊員が並んでいる動画が明るみになった後、ミリー氏は、社会的距離を取る取り組みで、世界中の多くの男性たちが理髪店の予約を取るのを妨げているが、それはアメリカの軍隊でも導入されるべきかと尋ねられた。
ほとんどは距離を取っていたが、推奨されている6フィート(2メートル)ではなく、だれもマスクは付けていなかった様子が、その動画で明らかにされた。
「海兵隊員であろうと、陸軍隊員であろうと、航空兵であろうと、水兵であろうと、規則が我々の軍隊の根幹であるのはお分かりだろう」とミリー氏は報道陣に述べた。
「…そう、私は海兵隊員は散髪するべきだと思う」とミリー氏は語った。