9月23日にテレビでスタンレーカップファイナルの第3戦を見ていたときに「撃て! 撃て!」と叫んでいた猛烈なタンパベイ・ライトニングの何人かのファンに対して、近所の人が保安官代理を呼んだ。
この通報を受けて、ヒルズボロ郡保安官代理が数人、デヴォン・ガーネットさんのアパートのドアの前に現れた。彼と2人の友人は、ガーネットさんのアパート「ラディウス・パームズ」の部屋で試合を見に集まっていた。
ヒルズボロ郡保安官事務所のNatalia Verdina広報担当官によると、通報者は午後8時30分より少し前にアパートの上の階で誰かが大声で叫んでいると通信指令係に伝えたという。
「それで、彼らはドアのところにやってきて、家の中に銃があると思っていた」とガーネットさん(26)はタンパベイ・タイムズ紙に語った。「私たちは『そうじゃない、ただスティーブン・スタムコスに叫んでいただけ』という感じだった」。
9月24日に発表されたヒルズボロ郡保安官事務所の派遣報告によると、近所の人が保安官に対し、カップルがお互いにののしり合っているのが聞こえ、1人が「撃てるもんなら撃ってみろ!」と叫んでいるのが聞こえたと通報したという。
「(保安官代理は)完全に状況を理解して、笑い飛ばした」とガーネットさんは話した。「でも、私が『シュートを打て』という意味で『撃て!』と叫んでいたものだから、保安官代理は深刻なことが起きていると思った」。