Mana Srivateさんはタイで救助隊員としての26年間に数十回蘇生を試みてきたが、ゾウには一度もやったことがなかった。
Manaさんは12月20日の遅く、勤務時間外にドライブに出かけていた際、東部チャンタブリー県で野生の厚皮動物(ゾウのこと)の群れと一緒に道路を渡っていてバイクにひかれた赤ちゃんのゾウの蘇生に成功した。
タイで12月21日にソーシャルメディア上で話題になった動画で、Manaさんは横たわった小さなゾウに両手で心臓マッサージをしているところが見られた。数メートル離れたところでは、放心状態でケガをしたバイクのドライバーを同僚たちが手当てしていた。ドライバーとゾウは回復し、どちらも大きなケガはしていなかった。
「人間の理論とインターネットで見た動画クリップに基づいてゾウの心臓がどこにあるかを推測しました」と、Manaさんは話した。「赤ちゃんゾウが動き始めたときは泣きそうになりました」。
そのゾウは約10分後に立ち上がり、治療を受けるために別の場所へ搬送され、それから、母親のゾウと再会できることを期待して事故現場に返された。母親ゾウに自分の赤ちゃんが鳴くが聞こえたとき、このゾウはすぐに戻っていったとManaさんは語った。