オーストラリアのワニの生息地で木の枝に座っているのが見つかった裸の逃亡犯を釣り人2人が救助した。
キャム・ファウストさんは1月6日、釣り仲間のケブ・ジョイナーさんと北部の都市ダーウィン郊外のマングローブの森で小型船舶からカニ捕りのわなを仕掛けていたときに、Luke Voskresenskyさん(40)が助けを求める叫び声を1月3日に二人で耳にしたと語った。
Voskresenskyさん―泥まみれで傷と虫刺されだらけだった―は4日間道に迷っていて、カタツムリを食べて生き延び、「道中の何やかんやで」衣類を使ったと説明したと、ファウストさんは話した。
「それは私たちには意味不明だった」と、Voskresenskyさんが裸でいたことの説明について言及して、ファウストさんは言った。「彼には木の中に作られた巣があって、水から1メートル上に寝そべっていて、水中にはワニがいるので、よく生き延びたものだ」。
警察は、Voskresenskyさんは武装強盗と複数の加重暴行、自由のはく奪と窃盗で起訴された後、保釈中だったと明らかにした。Voskresenskyさんは、電子監視装置を切断し、警察から逃れようとしていたと、警察は述べた。