テキサス州南部のサウスパドレ島の住民は、寒い天気がめったにないので自分の家に熱源や基本的な設備を持っていない人もいるが、寒さで気絶したウミガメを救助しており、このリゾートタウンにあるコンベンションセンターにウミガメたちを連れて行っている。
「15分ごとかそれ以下おきに、トラックやSUVが止まる」と、サウスパドレ島観光局のEd Caum局長は2月17日に述べた。
このコンベンションセンターは2月15日、近所の非営利組織「シータートル」が車で届けられる多数のウミガメに対処しきれなくなり、またほとんどが屋外のその施設が停電した状態になり、手助けを開始した。
彼は、これまでに3,500匹以上のウミガメを「集めた」と話す。「私たちが救えないであろう命もあると分かっている」ので救助したという言葉を使うのをためらうと語った。
Caum局長は、また別の寒冷前線が近づいているため、いつウミガメを海に返すことができるのか分からないと述べた。コンベンションセンターは2月19日に電力が復旧し、約15℃前後に室温を戻すことができたという。
2月17日のこのエリアの気温は4~5℃だった。