フロリダ州の州間高速道路95号線の出口は、100羽の伝書バトがトラックから落下し、移動を拒んで、運転手たちに運転上の危険を及ぼした後、3時間閉鎖されなければならなかったと、関係者が6月30日に発表した。
100羽の伝書鳩が入った木箱が6月29日の遅くにデイトナビーチ付近でトラックから落下した。鳥は夜に眠るため、そのハトたちは車の明るいライトに驚かされるまで道路の上にたたずんでいた。ボルーシャ郡職員からの報道発表によると、ハトたちは空中に飛び、運転手たちにとって危険になったという。
「最悪のシナリオだ―自分の家を見つけられない伝書バト」と、この報道発表には書かれていた。
保安官代理と州警察官、動物サービスワーカーらがこのハトたちの捕獲を試み、最終的に73羽を回収した。鳥たちには足のバンドがなかったため、持ち主をすぐには特定できなかったと、職員らは述べた。
「我々の仕事は、毛皮に覆われたものであっても、うろこで覆われたものであっても、あるいは今回のように羽毛で覆われたものであっても、動物たちが自分の家に帰る道を見つけるのを助けることだ」と、動物保護職員のアリシア・ディースさんは語った。「私たちは、この鳥たちがどこから来たのかについて、あるいはこの鳥たちを運んでいたトラックについての情報をどこかにいるだれかが持っていることを望んでいます」。