個人仕様にカスタマイズされたナンバープレートに汚い言葉が使われることを禁止するメイン州の州法が10月18日に発効したが、メイン州の道路や幹線道路でナンバープレートから下品な言葉を除去するのは、こうした規制がたいてい緩い州においては、一夜にしてというわけには行かないだろう。
現在、メイン州には、ののしり言葉や体への言及、性的行為、一般的な侮辱の言葉を含め、下品な言葉が入ったナンバープレートがある。あるナンバープレートには単純に「F-Y0U」と書かれている―ただ、このナンバープレートには単語がはっきりと明記されている。
現在、下品な言葉を排除しながら、州法がアメリカ憲法修正第1条で保障された権利(表現や宗教の自由)を確実に守るようにするため、規則の策定が行なわれている。
このプロセスには2ヵ月から4ヵ月かかる可能性があると、シェンナ・ベロウズ総務長官は述べた。
不快感を与える可能性があると見なされる、いわゆるバニティ・ライセンス・プレート(飾車の持ち主が選んだ文字や数字の組み合わせから成るプレート)は、当面、保留にされる。最終的には、州では以前に発行されたナンバープレートの回収を、おそらくこの冬から開始する。
大多数の州では、冒とく的なものや、性的な意味合いがあるもの、人種差別、薬物に関連するもの、政治的に好ましくないもの、宗教的に不快感を与えるものとみなされるナンバープレート上のメッセージに対する規制がある。