海岸を歩いていたアラスカの男性は、海岸の氷が割れて流され、彼をクック湾へと運び去ったため、冷水の中で30分以上氷の塊にしがみつく羽目になった。
ホーマーのジェイム・スネッデンさん(45)は、2月26日にキナイ半島.のアンカーポイントにあるコミュニティ付近で救助された。彼は病院に搬送され、そこで低体温症の治療を受けた。
スネッデンさんは「海岸沿いで氷の上を歩いていたところ氷が割れて流され、外へ向かう離岸流でクック湾に漂流したようだ」とアラスカの野生動物警備隊の報道官が話した。
スネッデンさんはアンカー川河口付近の約270メートル湾内へ流された。
警備隊員のジェレミー・バウムさんが到着すると、スネッデンさんは氷の塊にしがみついていて、頭と腕しか海水の上に見えなかった。
漁船ミスティ号が約5キロ離れたところにいて、助けを求める緊急の海上通信に応答した。ミスティ号はバウムさんと同時に到着し、バウムさんは空気で膨らませるボートを膨らませて、スネッデンさんのいる位置まで漕いでいった。