人々はいつでも学校や教師に品物を寄付するが、アラバマの学校は、ミサイルと赤と白と青で塗られた戦車のような運搬車を退役軍人博物館に寄付することで、その考えを反転させた。
かつて冷戦の終結で機能を停止される前は大量破壊兵器以外の通常兵器か核兵器を搭載する能力を持っていたMGM-52・ランス・ミサイルとM752ランチャーは、昔からあるアテネ高校の外に数十年間置かれていた。それらは、この学校の予備役将校訓練団(ROTC)プログラムに1970年代に寄付されたと、『ザ・ニュース・クーリエ』は報じた。
「来校者から電話があってうちの学校の場所を聞かれたらいつも、ただ『戦車』をたどるように伝えていたものでした」と、この学校でリーダーシップ・プログラムを運営するジュニアROTCの講師、ジェイムズ・L・チャンバーズさんは語った。
その建物には今、アテネ・ミドルスクールがあり、武器はアラバマ退役軍人博物館へ、ライムストーン郡委員会のCollin Daly会長の協力で修復のために寄贈されると、博物館のSandra Thompson館長は述べた。
レッカーサービス会社の助けを得て、作業員は最近その乗り物をトラクタートレーラーに積み、博物館まで運んだ。