スウェーデンの小売業者イケアは、平らに梱包された家庭用品の特徴的な名前で知られている。同社のノルウェーにある支店は、赤ちゃんの名前を見て回っている親たちに、その長いリストから1つ選ぶように勧めている。
イケア・ノルウェーは、同社のウェブサイト上に800以上ある候補が載った「名前バンク」を作った。載っている名前は、1948年以降、イケアが同社の家具に商品番号の代わりに付けてきた名前の中から得られたものだ。
「この全ての歳月を経て、(イケアは)ここから選べる大『カタログ』を作ってきた」とイケア・ノルウェーは声明の中で述べた。
イケアは、同社の商品に、スウェーデンの町や湖といった自然のものにちなんだ名前を付けてきたが、それだけではなく、伝統的に人に付けられてきた名前も使っている。
同支店は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック中に小売業者は「原材料不足と配送時間の課題の両方」に直面しているとはいえ、、ノルウェーでは「少なくとも子ども不足はない」と述べた。
このスカンジナビアの国(ノルウェーのこと)は昨年、5万6,060人の赤ちゃんの出生を登録し、2020年よりも3,081人多かった。その増加により、「独特の名前を見つける上で難題」が生じていると、イケア・ノルウェーは述べた。