好奇心旺盛な幼児が4月18日、アメリカ大統領官邸の北側にある金属製フェンスの間を通り抜けた後、ホワイトハウスへの最も小さな侵入者の1人という称号を獲得した。
ホワイトハウスのセキュリティを担当していたアメリカの大統領警護隊の制服部隊職員は、この幼児を連れ戻すために北庭を横切って歩き、ペンシルベニア・アベニューにいる彼の両親の元へ帰した。施設への立ち入りは、職員が幼児を親と引き合わせている間、しばし規制された。職員は家族にそのまま進ませる前に、両親に短く尋問した。
大統領警護隊のアンソニー・グリエルミ広報官は、職員は「ホワイトハウスの北側のフェンスライン沿いで、ホワイトハウスの敷地内に短い間侵入した、好奇心旺盛な小さな訪問者に遭遇した」と発表した。
「ホワイトハウスのセキュリティシステムは瞬時に大統領警護隊の職員を出動させ、幼児と両親はすぐに再会した」と同広報官は声明で述べた。
ホワイトハウスのフェンスが近年、一連の不法侵入を受けて、2倍の高さの約13フィート(3.96メートル)になって以来、今回が施設への侵入の初成功例かもしれない。