アメリカ土地管理局(BLM)が開催する、毎年恒例の「美コウモリ大会」で10月31日、翼のある動物(コウモリのこと)が今年の優勝に輝いた。
国際コウモリ週間の最終日でもあるハロウィーンの日に、「ホリー・ポッター」という名前の気が強い性格のシモフリアカコウモリは、大会の最終ラウンドで、アイダホ州からのホソゲホオヒゲコウモリ、「レスタット」を破った。この勝利で、オレゴン州のコウモリが1位を獲得したのは3年連続となる。
この連邦の機関(BLMのこと)は、この動物(コウモリのこと)の生態学上の重要性について意識を高めるため、2019年からこの大会を開催してきた。出場するコウモリは公有地に生息する野生の個体の一部で、同機関の職員が写真を撮影する。BLMは同機関のフェイスブックページとインスタグラムのアカウントに写真を投稿し、最もかわいいコウモリに投票するよう求めた。
同期間によれば、シモフリアカコウモリは、素早い飛行と、捕食者から隠れるために葉をまねて尻尾で身を包むことで知られているとのことだ。この習性から、「ホリー・ポッター」は「クィディッチ」(『ハリー・ポッター』の中で描かれる魔法の世界の球技)のチームで出場するのに「ぴったりの候補」になるだろうとBLMは評価した。