諜報機関はクリスマスに何をくれるだろうか? ミステリーの中の謎に包まれたなぞなそはどうだろう。
イギリスの電子・サイバー諜報機関のGCHQは12月11日、毎年恒例のクリスマス・チャレンジを発表した―これは季節のあいさつ状なのだが、何問かの非常に難しいなぞなぞでもある。このなぞなぞは、暗号を解いたり、手掛かりを見つけたりして若者の知性をわくわくさせるため作られたものだ。
クリスマス・チャレンジは11~18歳の若者を対象とし、若者たちはこれにチームで取り組み、「水平思考(型にとらわれない自由な思考のこと)と創意工夫、粘り強さ」を活かして、GCHQの「組織内の出題者」が作問した7題の難問を解くよう求められる。
このカードは、GCHQ―政府通信本部―のトップから世界中の他の国家安全保障長官たちに送られる。
この諜報機関(GCHQのこと)は2015年になぞなぞを送り始め、毎年恒例の慣例となっている。このカードはGCHQのウェブサイトからダウンロードすることができ、教師たちに人気になっている―同機関によれば、イギリスの中等学校(日本の中学校と高校に相当する学校)に通う生徒の3分の1がこのなぞなぞをダウンロードしたとのことだ。