メイン・クーン種の猫、ミッテンは、1月に偶然、ジェット機で旅行三昧をすることになってしまった。入っていたケージが飛行機の貨物室で見落とされ、ニュージーランドとオーストラリア間を24時間で3回移動したのだ。
8歳のミッテンは、1月13日にニュージーランドのクライストチャーチからオーストラリアのメルボルンにある新居に行くため、家族と共に片道の便を予約してもらっていた。しかし、飼い主のマーゴ・ニースさんによれば、1月22日、飛行機の貨物室からミッテンが降ろされるのを待っていたが、3時間経ってもミッテンが見つからなかったとのことだ。
空港の地上職員がニースさんに飛行機がミッテンを乗せたままニュージーランドへ戻ってしまったと伝えたのはそのときだった。戻ってくるには約7.5時間空の上にいる必要がある。
「どうしてこんなことが起こるの? どうして? なんてこと、と私は言いました」とニースさんは語った。
だが、一連の出来事はハッピーエンドで終わった。ニースさんがミッテンの移動の手配のため利用したペットの引っ越し会社が、ミッテンがクライストチャーチに戻ったときにミッテンに会い、きちんとメルボルン行きの別の便に乗って戻れるようにしてくれた ― 今度こそ片道だけで。
ミッテンは体重が減っていたが、その他は無事だった。