ニューメキシコ州の法廷での審理が混沌とした状態になった。殺人事件の裁判で3人の人が被告に襲いかかり、こぶしと蹴りが飛び交う乱闘騒ぎが起こったのだ。
法廷のビデオカメラが1月31日の乱闘を記録していた。この乱闘騒ぎは、警察官がスタンガンを放ち、被告人をさらなる攻撃から保護して収まった。
公務員1人に対する暴行の罪で、2人の男性が重罪で起訴された。彼らは、親戚を殺された怒りでかっとなり、被告人に襲いかかったようだ。
同じ疑いで女性1人が逮捕された。アルバカーキのテレビ局KRQEはその後同日に報道した。法廷の映像には、女性が被告人と職員1人をいすで殴る様子が記録されていた。
法廷には看守が同席し、その他セキュリティーを目的とした細かな対策が図られているもの、それでも常に平和が保たれているわけではない。昨年、ネバダ州での重罪暴行事件の被告人は、判事の席に飛びかかり、判事の髪の毛をつかみ、裁判所の職員たちと血まみれの乱闘が起こっている。