エジプトの考古学者は、新石器時代に遡る知られている中で最古の村の1つをナイルデルタで発見したと発表した。
エジプトとフランスの共同プロジェクトで、大量の動植物の化石が陶器や石器と一緒に入ったいくつかの貯蔵庫が発見されたと、考古省は9月2日に声明で発表した。この発見は、人間が北部El-Dakahlia地区の肥沃なTell al-Samara地域に早くも紀元前5000年期に住んでいたことを示唆しており、これは知られているなかでエジプト最古のピラミッドよりも前だと、同省は述べた。
雨を頼りにした新石器時代の農耕は、ナイル川沿いでの灌漑を活用した農耕につながった技術的な飛躍についての重要な手がかりを持つかもしれない。