北極の奥深くに設置された「破滅の日のための貯蔵庫」に2月25日、チャールズ皇太子の黄花九輪桜や神聖なチェロキー族のトウモロコシを含め、新たに6万種の種子が追加され、世界的な大惨事に備えた世界の農作物の恵みの在庫が増えた。
気候変動と種の損失への懸念が高まり、世界中の団体が自分たちの種子を、北極から約1,300キロのところにあるノルウェー領スバルバル諸島のスピッツベルゲン島ロングイェールビーン付近の山中に設けられたこのコレクションに加えようとしている。
食料の収穫物を収めた「ノアの箱舟」は、気候変動に直面している増えつつある人口に食料を提供できる植物を保存するために設立された。収められている種子の中には、チェロキー・ネーションの豆、ペポカボチャ、トウモロコシなどもある。