クラゲの一種は、「ヒリヒリする水」を生み出す「毒入り手りゅう弾」を投げて獲物を狩ると、科学者が2月13日に発表し、このクラゲが触手なしでどうやって食べ物を集めているのかについて長い間あった謎を解決した。
フロリダ州やカリブ海、ミクロネシア周辺の浅水域で見つかるサカサクラゲの一種Cassiopea xamachanaは、この生き物に触っていないのに刺されたと思われるシュノーケラーやサーファーをたびたび悩ませている。
この生き物は、あお向けになり、毒を多く含む粘液の小球を頭上の水中に投げつける。この毒は人間に重度のリスクをもたらすほど強くはないが、肌の細胞を破壊し、より小さな生物には死をもたらす。