オウムは確率に基づいて選択をする方法を学ぶことができ、意思決定プロセスに統計的モデリングを使う類人猿以外では初の動物となったと、研究者は3月2日に発表した。この特性は長い間、知性のある霊長類と人間だけの保有物と考えられてきた。
「我々はいつも、オウムはとても知性が高いようだと知っていたので、確率を理解できることを発見してもそれほど驚かなかった」と、オークランド大学心理学部の研究助手、アマリア・バストス氏は述べた。
バストス氏と彼女の研究チームは現在、この能力によってもたらされる進化上の優位性が何であるかは分かっていないという。