6月2日に発表された研究によると、「死海文書」のDNA調査で、古代の写本の全てが、それらが発見された砂漠に元々あったわけではないことが明らかになったという。
およそ900の写本は、1947年から1956年の間に死海周辺のクムラン洞窟で発見された。クムラン洞窟は、現在イスラエルが占拠するヨルダン川西岸地区にある。
羊皮紙とパピルスに書かれた文書は、ヘブライ語、ギリシャ語、アラム語などで書かれ、知られている中で最も古い聖書の一部もあり、現存する世界最古の「十戒」の写しも含まれる。
最新の研究では、洞窟周辺の地域に元々あったものではないものもあることが分かった。