広大な範囲の手つかずの熱帯雨林が3つの大陸で昨消えて、九州ほどの広さの範囲が畜牛や商用作物の栽培のために切り開かれるか焼き払われたと、研究者が6月2日に発表した。
ブラジルは失われた面積の3分の1以上を占め、コンゴ共和国とインドネシアが大差での2位と3位となったと、「グローバル・フォレスト・ウオッチ」は年次報告書で衛星データに基づいて明らかにした。
3万8,000平方キロメートルが2019年に破壊され—6秒ごとにサッカー場1面分に相当する原生林—科学者たちが20年前に原生林の減少を追跡し始めて以来、3番目に壊滅的な年となった。