科学者は7月8日、炎症や精神病、精神錯乱を含め、重度の神経系の合併症を新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が引き起こす可能性があることが新たな症例で示唆され、新型コロナウイルスに関連する脳損傷の波が来る可能性を警告した。
ユニバーシティー・カレッジ・ロンドンの研究者による研究は、一時的な脳の機能障害、脳卒中、神経損傷など重度の脳への影響を受けたCOVID-19患者43件の症例を詳述した。
新型コロナウイルスによって引き起こされる病気のCOVID-19は、肺に影響する呼吸器系疾患であることがほとんどだが、神経科学者と脳専門医は脳への影響を示す症例が出てきていることは心配だと述べている。