シャボン玉鉄砲を装備した空飛ぶロボットはいつか我々の地球を救う役に立てるかもしれない。
それは、北陸先端科学技術大学院大学の都英次郎准教授が6月17日に『アイ・サイエンス』誌に発表した論文による。都准教授は、果実を付ける植物の受粉にシャボン玉を使うことができることを実証することに成功した—受粉は、ミツバチの個体数が減少していることを受けて、これから数十年世界に食料を提供しつづけるために必要不可欠と見られている。
この風変わりなアイデアは、都准教授が息子と自宅近くの公園で遊んでいたときに思いついた。彼は、3歳の息子の顔でシャボン玉の1つが、彼に害を与えることなく弾けたときにひらめいた。