7月20日に発表された研究によると、気候変動はホッキョクグマを飢えさせ、絶滅に追い込んでいるという。この研究は、この頂点捕食者(ホッキョクグマのこと)が人間の寿命の長さの間に消滅するも同然である可能性があると予測した。
海氷の減少でホッキョクグマがアザラシの狩りをする時期が短くなり、一部の地域ではすでにホッキョクグマは悪循環に陥っていると、科学者は『ネイチャー・クライメート・チェンジ』誌で報告した。
最近の傾向では、分析された13の個体群のうち12の個体群のホッキョクグマが北極圏の急速なペースで進む変化によって80年以内に滅びるだろうとこの研究論文は結論づけた。北極圏では地球全体の2倍の速度で温暖化が進んでいる。