日本の中部で昨年発見された、両まぶたから小さな角が生えた珍しいクサガメが、地元の動物園で展示されている。専門職員はこのカメは「おそらく世界で唯一のものだろう」と述べている。
このメスのクサガメは体の大きさから判断して10歳前後と見られ、16センチの甲羅を持ち、体重は670グラムだと、静岡県河津町にある、は虫類と両生類の展示施設「「iZoo(イズー)」の専門職員らは話した。この動物園では、このカメの長さ1センチほどの角をX線を使って検査し、角は死んだ皮膚細胞で形成されていると考えている。
このカメは、同県富士市で釣りをしていた男性に2019年の夏に捕獲された。