世界保健機関(WHO)は8月13日、中国の検査機関が食品や食品のパッケージに痕跡を発見したことを受けて、食品からの新型コロナウイルス感染を怖がらないよう人々に呼び掛けた。
ウイルスは8月11日に中国の深セン市で、ブラジルから輸入された冷凍の鶏手羽肉のサンプルに対する定期検査中に発見されたと、市当局は述べた。
当局は、このウイルスに汚染された製品に触れた人々と彼らの親類に対して直ちに検査を実施したが、検査結果は全て陰性だったと発表した。
WHOは、パニックになる必要は全くないと述べた―これまでに知られている中で食品を介して感染したこの呼吸器系疾患(新型コロナウイルス感染症のこと)の事例はない。