科学者らは、高解像度の3Dスキャンを使って、殺されて防腐処理を施される前の処置を知るために、猫と鳥とヘビのミイラの内部をのぞき込み、動物をミイラ化する古代のエジプトの行ないに新しい知見を得ている。8月17日に研究者らは、X線とマイクロCTスキャンを使って3体のミイラをデジタル的に「開封」して「解剖」し、これにより、医療用CTスキャンの100倍の解像度で3D画像を生成したと述べた。
研究者らは、そのヘビは若いエジプトコブラで、腎臓が石灰化していたことから、生存中は水を与えられておらず、見たところ、尾を持ち上げて空中でむち打たれた後、脊椎の骨折によって殺されたようだという証拠を発見した。