今日では絶滅に近づいている体長2メートルのチョウザメが、バルト海に沈没した500年前のデンマーク王室の船のパントリーで保存された状態で発見されたと、考古学者が発表した。
「2019年の考古学的調査中に、沈没船の中に沈んでいた木製のたるからほぼ完全な状態の保存状態が良いチョウザメの死体が発見された」とスウェーデンのルンド大学の考古学者は、『Journal of Archaeological Science』誌の10月号に掲載された最近の記事で書いた。
「この沈没船はバルト海の変わった環境のおかげでこのような良い状態で残っている」と、この調査を監督したルンド大学のBrendan Foley氏は述べた。