フィンランドは主要な国際空港に新型コロナウイルスを嗅ぎ分ける犬を配備した。これは感染した旅行者を特定する迅速でコストがあまりかからない方法となりうる代替検査方法の4ヵ月間にわたる実証実験だ。
フィンランドの「スメル・ディテクション・アソシエーション」に訓練された異なる犬種の4頭の犬は9月23日、政府が資金を提供する実証実験の一環としてヘルシンキ空港で仕事を開始した。
「もしこれがうまく行けば、他のどんな場所でも(新型コロナウイルスの)良いスクリーニング検査法になるだろう」と、ヘルシンキ大学でウマ科と小動物の医学を専門とするAnna Hielm-Bjorkman教授は述べ、訓練を受けた犬が仕事をするために鼻をきかせる場所として可能性のあるところに病院、港、スポーツ会場、文化イベントを挙げた。