無症状の新型コロナウイルス感染者は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症状を示した人よりも早く検出可能な抗体が失われるようだ。イギリスで実施されたこの種の研究としては最大規模のものの1つとなる10月27日に発表された研究が示した。
インペリアル・カレッジ・ロンドンと市場調査会社イプソス・モリによるこの発見は、抗体の消滅は18歳から24歳の人の方が75歳以上の人と比較して遅かったことも示した。
全体として、6月中旬から9月下旬にイギリス中で採取された数十万人からのサンプルは、ウイルスへの抗体保有率は4分の1以上低下することを示した。この研究は、COVID-19への免疫反応は感染後に時間とともに減少することを示唆している。