年間100万トン以上のアメリカのプラスチックごみが最終的にあるべき場所に向かっていない。アメリカのプラスチックごみに関する新しい研究によると、1人当たり1,300枚ものプラスチック製の買い物袋に匹敵するごみが、海や道路といった場所にたどりついているという。
『サイエンス・アドバンシズ』誌に10月30日に掲載された研究によると、2016年―複数の国がアメリカの廃棄物の輸入を取り締まる前で、十分なデータが手に入る最後の年―に、アメリカはプラスチックごみを4,630万トン出し、世界で群を抜いて最多だった。そのうち2.7%~5.3%は管理が不適切だった―焼却、埋め立て、その他適切な処分を受けたもののいずれてもない―という。