中国は11月20日、地球で最も深い水中の谷へ入る歴史的なミッションの一部で、マリアナ海溝の海底に停泊された新しい有人深海潜水艇の映像をライブ配信した。
深海潜水艇「奮闘者号」は、乗船していた3人の研究者とともに、太平洋西部にある海溝に1万メートル以上降下したと、国営放送局のCCTVは報じた。
マリアナ海溝の底にこれまで到達したことがある人はひと握りしかいない。マリアナ海溝は、エベレストの標高よりも深く、長さが2,550キロメートル以上ある地殻の三日月形のくぼみだ。最初の探索者は短い探検で1960年にこの海溝を訪れた。