かつて海をうろついていた最大のサメは、子どものサメが海の王者あるいは女王の称号を得るまでは、食べ物が豊富で捕食者が少ない浅くて水温の温かい子育て場所で育てていた。
しかし、気温が下がっていく世界で海の水位が減るにつれて、この凶暴な巨大捕食者「メガロドン」は、子どものサメが安全に成長できる安全な沿岸部がだんだん見つかりにくくなっていった可能性があると、研究者は11月25日に英国王立協会の専門誌『バイオロジー・レターズ』で報告した。
この研究によると、実際、メガロドンが子育て場所に頼っていたことは、2000万年の支配を終わらせるのに寄与したかもしれないという。