1月23日に公開された写真によると、絶滅寸前のシャムワニがタイ最大の国立公園で目撃された。目撃されたのは、10年でわずか2度目となる。
この淡水に生息する爬虫類(シャムワニのこと)―タイとミャンマーの国境付近にあるケーンクラチャン国立公園で日光浴しているところをカメラで撮影された―は、かつては東南アジアの至るところにいたが、その数はこの地域で激減してきた。
現在、シャムワニは国際自然保護連合の「レッドリスト」で絶滅寸前として掲載されている。国立公園の職員らは、狩猟と生息地の減少のせいで、野生では約20頭しか残っていないと推測している。