アメリカ航空宇宙局(NASA)は2月22日、初の火星の音を公開した。探査車「パーサヴィアランス」がとらえた風の音のかすかなパチパチという音の録音だった。
NASAは、火星にこの探査機が着陸する初の映像も公開した。
「ここで10秒聞こえるものは、マイクで拾われた火星表面の実際の突風の音で、地球にいる私たちのところへ送られてきた」と、「パーサヴィアランス」のカメラとマイクのシステムエンジニアのトップのDave Gruel氏は述べた。
3分25秒ある高解像度の映像は、熱から探査機を守るヒートシールドが落とされて、巨大な赤と白のパラシュートが開くところを見せている。