アメリカの科学者は、ずっと前に死んだ野生動物の冷凍された細胞を用いて、絶滅危惧種のクロアシイタチのクローン化に成功した。アメリカ在来種の絶滅危惧種がクローン化されたのはアメリカで初めてとなる。
遺伝的多様性と病気への抵抗力の増強を目的としたクロアシイタチの回復に向けた取り組みは、30年以上前に生息していたクロアシイタチのウィラの細胞から作られたエリザベス・アンの誕生で、12月10日に大胆な1歩を踏み出したと、アメリカ魚類野生生物局は述べた。
研究チームは、継続される研究活動の一環として、今後数ヵ月の間にクロアシイタチのクローンをさらに作ることに取り組んでいる。